遊郭から来た女
こんにちは。ゆうです。
先日、私の人生のキーパーソンである友人に、
「私ってさー、前世で遊女だった時代があると思うのよ」
って話したら、爆笑されました。
※人生のキーパーソンの友人についてはこちらを↓
いやいや、そこまで笑わなくても・・・
と思っていたら、彼女は「遊女」という言葉を知らず、
ただただ字面から「男性経験の豊富な遊び女」と思ったようで(^^;
そもそも、そこかいっ!
と、関西人気質で、丁寧につっこませていただきましたm(__)m
たしかに、なぜか一時期「恋多き女」とか
「女の一生」なんて小説を書けばいいとか
周りから好き勝手なことを言われていましたが、
どちらかというと、無防備というか、不器用といったほうが
近いんじゃないかと、私自身は思っています。
学生の頃、数人で雑魚寝したら、迫ってくる男とか ← 当たり前?
なぜか勘違いして、そういう行為に及ぼうとする男とか ← これも当たり前?
あー、男って所詮、そういう生き物で、
私の意志なんてお構いなしなんだなって、
どこか冷めたところがありましたね。
ただ、その場の欲求を満たすことができれば、それでよいと。
もちろん、お付き合いなりしている状況で
そういうことになっていたわけですが、
どちらかというと、
もう、しょうがないなあ・・・
では、姐さんがお相手して差し上げましょう。
くらいの勢い。妙なところで姐御肌を出してしまうところがありました。
たとえ意にそぐわなくても。
もはや、ご奉仕の世界です。
私は昔から自己肯定感が高いと思っていましたが、
こと性のことに関しては、
まったく自分を大切にできていなかったというか。
大半は、やりきれない思いを抱えながら
体を投げ出しているような感じでした。
断りきれない自分と、
愛することを受け入れられない自分。
もう、一生そういうことはしなくていいわ、って思っていた頃、
ツインの彼と再会し、彼の深い愛情すべてを受け止めることで、
そういった女性性の部分も、
根底から癒してもらうことができたと思っています。
彼は、ずっと私の準備が整うまで、
若い頃から待ち続けてくれた人でしたし、
女性は神々しい存在と思っている稀有な人でした。
やっと、私の心ごと身請けしてもらえた
そんな感じでしょうか。
(実際の遊女は、身請け後も大変だったみたいですけどね(^^;)
男の人に対して期待しない、というのは、
ほかにも原因があるのですが、
それはまた別の機会にお話しするとして。
日本における性教育は、まだまだ遅れているし、
性の文化においては、とっても歪んでいると、私自身は思っています。
だってねえ、嫌とか痛いとか言ってても、
そのうち気持ちよくなるとか、嫌よ嫌よも好きのうちとか。
痛いもんは痛いに決まってるじゃないですか。
ばっかじゃないの?
そんなの、大人の欲が絡んだAVの世界の作り物。
まっとうな道筋をたどらず、AVでテクニックを学び、
実践する男性ばかりになったら、
極端な話、少子化まっしぐらですよ。
男性が一方的に悪いと言ってるわけではなく
もっと性に関して語るべきだと、私は思うんです。
女性ももっと学んで、ともに作り上げていく。
女性は子供を授かるという大切なお役目ももっているわけですし、
男性だけに任せてちゃだめですね。
SEXの話は秘め事で、ともすると汚らわしい・・・
そんなだから、性被害に遭っても泣き寝入りする人が後を絶たないし、
被害に遭った側が好奇の目にさらされたりするんです。
性の話って、本来は美しく、
神々しくすらあるものだと、私は思います。
そう思えるようになった、というのが正しいかな。
愛する人と心も体も結ばれる、
エネルギーの交換をする、
お互いのすべてを受け入れる。
本当に、神秘的で、ステキなことですよね。
遊郭あがり(?)の私が、これまでの歪んだ価値観を
ばっさりぶった切ってやろうと、今、密かにもくろんでいます。