思い出の書き換え
おはようございます。ゆうです。
先日、自分のルーツを探ろうとし始めてから、
なんだかぽや~んとした感じが続いています。
ちょっと霞がかかったような状態で、
「さあ、やるぞ!」とならないんですね。
とはいえ、無理に自分のお尻を叩く必要もないかと思って、
のんびり様子をみています。
土曜日は、完全復帰を目指して、終日お休みモード。
昨日は、午前中、運転免許の更新に行った後、少し買い物をして
ネイルサロンに行ってきました。
ネイルサロンは、これで3回目。
思っていた以上にテンションが上がるし、
その時の気分で冒険もできて楽しいですね。
こういう時は、つくづく女性に生まれてよかったと思います♡
彼にも早速写真を送って、報告しておきました。
実物はなかなか見せる機会がないもので。
私の生活圏内で彼と会ったのは、この4年半の間でたった2日。
それでも、要所要所は押さえていたせいか
昨日、ひとりで歩いていても
そういえば、この路線、彼と一緒に乗ったよね
とか
あの後、離れがたくて、珍しく一瞬引き留めてくれたよね
とか
いろんなことを思い出していました。
郷愁に浸るというよりも、
知らぬ間に彼との思い出がずいぶん増えたなと思って。
私がふだん使っている路線は、彼と奥さんが出会った後、
夜中にお互いのことを話しながら
ふたりで5駅分くらい歩いたところらしいんですよね。
たぶん、私が結婚する前に一度、その話は聴いていて、
すっかり忘れていたのですが、
再会した直後、ただ歩いた話だけを聴いて
奥さんと一緒に歩いたことまで思い出してしまったんです(^^;;;
当時の辛い気持ちと一緒に。
以来、電車に乗るたび、
「ここは彼と奥さんの思い出の土地で、
私が入る余地はないんだろうな」
と寂しく思っていました。
いつ頃だったか、彼にそのことを伝えた時、
彼はこんなことを話してくれました。
私の生活圏は、奥さんと元カレの思い出の場所だから
自分は立ち入るところではないと思っていた、と。
息子さんがたまたま、私の住んでいる近くの大学に通うことになったので
来る機会も増えたようですが、それまではどうも避けていたみたいです。
奥さんと元カレさんも、結婚の価値観が合わなかっただけで
嫌いで別れたわけではないらしく
結婚後も繋がりがあることは知っていたようですから
彼からしてみれば、触れてはいけないものという感覚が
あったのかもしれません。
会った2日間も、もともとは奥さんの用事に付き合って来たのですが
(要するに運転手(^^;)
それでも、彼にとって、私の住んでいる地が
私との思い出に書き換えられていくのはいいことなのかなと。
彼のそういう痛みも、まるごと受け止めたいですし。
思い出を作るために生きているわけではないし
日々振り返る必要もないけれど
たまにはそうやって、ふたりで積み上げてきたものの重みを
感じ取るのもいいのかもしれません。
付き合っていた年月よりも、
再会してからのほうが、ずっと長くなりました。
これからもきっと増え続けます。
本当に幸せなことですね。