チェイサーのきっかけは、自信のなさ
こんにちは。ゆうです。
前回、ツインの彼との出会いから今に至るまで
簡単に振り返ってみました。
思えば、私が彼と離れる必要があった理由は
自分への自信のなさだったんだと思います。
彼とお付き合いしていた頃、
今でいうイケメンだし、スポーツマンだし、
かといって頭も筋肉というわけでもなく
物事もよく知ってるし、大人だし、
とにかくかっこよくて(笑)
・どうして私なんかと付き合ってくれてるんだろう
・私が告白したから、断り切れずだったのかな
・私なんて不釣り合いなのに
「私なんか」
「私なんて」
そんな言葉を頭の中で連呼してましたね。
それまで、恋愛ごっこしかしたこともなかったし、
初めて本気で好きになった人だったので、とにかく怖かった。
好きになればなるほど、自分を卑下して。
でも、そんなことを表現もできず。
彼もまた「言わなくても態度でわかるでしょ」の人だったので、
付き合う前はもちろんのこと、別れるまで
一度も、私のことを好きと言ってくれたことはありませんでした(^^;
これ、自分に自信のない私にとっては
かなりきついです。
加えて、大学に入った途端、
人生最大のモテ期が到来してしまって(笑)
やたら周りの男性によくしてもらえるようになりました。
そうするとですね。
楽なほうに身を置きたくなってしまったんです。
私のことを、見てくれているかどうかもわからない。
プールで水着を着れば「色気がない」と言われ(^^;
彼が入院してお見舞いに行ったとき、
「果物ナイフで皮がむけない」って言ったら
「そんなの、運動会の時にどうするのっ?」と言われ(^^;;
彼自身は、照れ隠しで言ってたらしいのですが、
色気がないのも不器用なのも自覚していた私にとっては
ぶすぶす突き刺さるばかりで。
社会人と大学生、生活リズムも違うし、
彼の家にお泊りして、朝一緒に出掛ける時も
彼はすごく周りの目を気にしていて。
私って、そんな、隠さないといけない存在なの?
もうねえ、自信喪失、まっしぐらでした。
彼のことは大好き、
でも、これ以上、自分を卑下して追い詰められるのはつらい。
なんとか、このつらい気持ちをわかってほしい。
彼に振り向いてほしい。
そう思って、書いた手紙は、彼の気をひきたいあまり、
ほかに気になる人がいる云々と書いたものでした。
と言いつつ、内容も、突き返すように同封した彼の写真のことも
彼に言われるまで、まったく覚えていなかったのですが(^^;
彼自身も、私が何を考えているのかよくわかってなかったみたいで、
すれ違いから、つらく感じていた頃だったんですね。
そんな時に、そんな手紙が届いたもんですから、
彼としては、ばっさり切られた気分だったようです。
彼は私のことを潔い性格だと思っていたので、
心変わりして、さっさと違う男のところに走ったんだなと。
大きな勘違いなんですけどねー。
それがきっかけで、
彼は私のことを完全に拒否するようになってしまったんです。
もう裏切られるのも、つらい思いもするのも嫌だと。
彼もまた、私と同じく、自分に自信のない人でした。
当時の彼の思いがわかったのが、今から3年半ほど前。
再会してからのことだったので、
ほんと、再会できてよかったと心から思います。
思えば、彼も私も、自分が相手にどう見られているか、
そのことばかり気になって、
肝心な「相手のことが好き」ということを
どこかに追いやっていたんですね。
さらに言えば、自分のことを好きであれば、
ここまでこじれることはなかったかも。
だから、相手がどうこうより、
まずは、自分のことが好きかどうか、
そのほうが、よっぽど大切。
自分をまるごと受け入れて、自立して、
相手がいなくてもやっていけると確信できるくらいになる。
それが、ランナーが戻ってくる一番の近道なんだと思います。
ランナーは、どんなに逃げても、
自分の思いから逃げられないってわかれば、
勝手に戻ってくるもんですから。